ニライカナイ祭り
2000年7月17日〜23日まで、沖縄の名護市海岸で、7月20日には東京の日比谷野外音楽堂で、ニライカナイまつりが行われました。ニライカナイというのは、古くから沖縄の人々に伝わる精神性で、東の海のかなた、または海の底にあるとされる神々の邦のことで、そこから訪れる神々が、豊穰や幸を人々にもたらすといわれています。
今年は7月21日から23日まで沖縄で地球サミットが開かれ、世界各国の首脳たちが集い、地球の未来について協議される一方で、名護市辺野古海岸では新しいヘリポート基地の建設が着々と準備されているという現実がありました。
そのサミットと同時期に開催されたニライカナイまつりは、新しい21世紀の平和への扉を開くにふさわしいものだったと思われます。提唱者である喜納昌吉&チャンプルーズを初めとして、うるまエイサー、アメリカインディアン(ホピ族)の方々、イロコイ連邦の方々、アイヌや韓国や琉球の舞踊の方々、平和運動家のデイブ・デリンジャー氏、浄土宗の方々、などなど…。世界中から平和と文化のメッセンジャーたちが集いました。
私たちスワンエイサー隊(うしゅま&大塚成男)も関東うるまエイサーの一員として、東京日比谷のコンサートと、沖縄でのまつりと両方に参加しました。思えば今年、インドのプーナで喜納昌吉&チャンプルーズの人たち、うるまエイサーの岩井さんと岡田さんと久しぶりに出会い、何故かまた5年間も踊ってなかったエイサーを踊ることになってから、ニライカナイ祭に行く流れになってしまったようです。(でも考えてみたらうしゅまたちは過去4回のニライカナイまつりのうち、3回も出ているので、よっぽど沖縄に縁があるのかもしれません。)
うるまエイサー隊は、5年前の和尚エイサーの時の特訓をしのぐ(?)迫力で、かなりのスポーツ根性物語でした。ルーズソックスエイサーのカラムとバサンティもすごい特訓を重ね、スワンエイサーと
共に日比谷、沖縄と燃え上がりました。(ゆうすけもプ−ナ以来ずっと頑張っています。)
20日の日比谷コンサートは超満員で、ものすごい盛り上がりを見せました。特に喜納昌吉&チャンプルーズのステージは圧巻で、「滝落とし」の時など石見神楽の人たちによる八股のおろちと共演し、舞台のすそで見てても、一緒にエイサー踊ってても、鳥肌たつような迫力でした。
そして翌21日には沖縄に飛び、那覇市でのピースエイト平和会議、22日、23日には名護市海岸でコンサートが行われました。
名護の海には天然記念物のじゅごん(人魚姫の人魚のイメージのモデルともいわれています。)が生息していることが発見されました。もし基地を作ってしまったら、じゅごんを始め、さんごやたくさんの海の生き物の生態系まで破壊されてしまいます。そんなのイヤだー!というわけで、砂浜の仮設ステージで、われらがチャンプルーズとうるまエイサーを始め、LOVEじゅごんコンサートや、たっくさんのバンドのコンサートで盛り上がりました。(写真は名護海岸にてうるまエイサーのみんなと)
特に、浄土宗、浄土真宗の声明に合わせてステージで1時間近く座り続けたうるまエイサー隊の皆さん、ご苦労様!(うしゅまたちは仲順踊れなくて出られなかったけどね。)
それと同時に砂浜のテントの中で、チャンプルーズの物販のブースの隣のスペースを借りて、和尚フェアーを行いました。1ヵ月位前から沖縄に来ていたサリタにアノーシェ、沖縄在住のアミタ、そして私たちと同じ飛行機で沖縄入りした和尚ジャパンのアヌパとラサール、犬のラブちゃんにうしゅま、まーしゃんという、少数ながらも最強(?)のメンバーにより、アノーシェのオーラソーマセッション、ラサール、アミタのコンシャスタッチ、まーしゃんのスリーインワンなどのセッションや和尚の本の紹介など、和気あいあいと楽しく過ごしました。
うしゅまにとっても、この状況でここで和尚フェアーができて、和尚のエネルギーがいっぱい降り注いでくれただけで、大成功!という気持ちでした。バンザーイ!
そして最終日の23日には突然のハプニング!急にものすごい大雨と雷とでテントもステージ
もずぶぬれ、私たちボランティアスタッフもテントにビニール張ったり大忙し。まるで浄化の雨のごとくに1時間ぐらい降り続いた後、きれいに晴れ上がった青空におっきなおっきな二重の虹がくっきりと出たんです!それはもう美しい見事な虹で、みんな大喜び、子供のように大はしゃぎで(特に喜納さん)砂浜を駆け回りました。
この時うしゅまはアメリカインディアンの話にある「虹の戦士」という言葉が自然に思い出され、魂がふるえるような感動を覚えました。虹は神様が喜んでいるしるしとか、皆の思いがひとつになって天に届いた時に、神様が大きな二重丸をくれたような、神々の邦では平和な世界が約束されたような気がしました。
(写真左は虹を見てはしゃぐ皆と、写真右は喜納昌吉氏)
祭が終わった後も今回は1週間近く沖縄で夏休みして来ました。スリーインワンのセッションもしましたが、毎日のようにチャクラに通ってライブを満喫し、チャンプルーズはもちろん、沖縄民謡界の大御所、喜納昌永氏の沖縄民謡もたっぷり堪能できて、(これがまたシブくっていいんだよねー!)大満足でした。
ニライカナイまつりは終わったけど、ニライカナイの世界は永遠に終わりのない、人々との、自分自身の真実との、出会いの旅のような気がします。もしかしたらニライカナイは私たちのハ−トの中にあるのかもしれません。またいつか、ニライカナイでお会いしましょう。
(写真はライブハウスチャクラにて)